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矯正科医局(大学病院)の研修終了授与式に参加して

こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?
昨日は非常勤講師をしている、母校明海大学歯学部形態機能成育学講座 歯科矯正学分野(長い名前ですが・・・)の後輩たちの3年研修終了証授与式(簡単に言うと飲み会ですが)に行ってきました。
昨年は医局の依頼で『デーモンシステム』について講義を行いました。
後輩の先生方が真剣なまなざしで僕の講演を聞いてくれたのが今でも印象に残っています。
ところで、
矯正治療を習得するためには大学の医局に残って研修するのが一般的です。
現在、歯科大学(歯学部/6年生)を卒業後、3年間のコース(研修)が用意されています。
しかし、3年間みっちり研修を受けても、まだまだ一人前にはなりません。
そこからさらに、数年の修行が必要になります。
矯正歯科治療がある程度のレベルに達しているかの判断基準として、学会が認めた認定医制度があります。
日本矯正歯科学会の矯正歯科認定医の認定基準では
学会指定研修機関(歯科矯正学講座を有する大学の附属病院矯正歯科及び学会が認めたその他の機関)における所定の修練を含めて5年以上にわたり相当の矯正歯科臨床経験を有し、学会の認めた刊行物に矯正歯科臨床に関連する報告を発表し、認定医審査に合格し、登録した者が認定医として認められております。
とあります。
もちろん、Dr.コウも有資格者です。
日本の法律では歯科医師免許を持っていれば、矯正治療も含めて歯科の治療は全て行えます。
しかし、歯科医師で治療が行えても皆が一定水準以上の矯正治療の水準を担保されるとは限りません。
特に矯正治療の場合はその特殊性のため、歯科大学を卒業後に専門的に勉強する必要があります。
それゆえ、歯科のなかでも矯正歯科の分野ではその専門クリニックが存在します。
皆ができるなら、専門クリニックの存在価値はなくなりますよね。
Dr.コウも研修を終了して18年。
月日の経つのはあっという間です。
日々患者さまとの治療を通して色々な『気付き』を頂き、勉強させて頂く毎日です。
3年研修コース終了の後輩の先生方もこれからが本当の勉強ですから頑張って下さいね!

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