矯正治療

矯正治療のための検査・1

こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?
病気を治すためにはその病気がどんな病気なのか、的確な診断が必要になります。
診断のためには精密検査が必要になります。
一般歯科の虫歯の治療と違って、お顔全体を扱う矯正歯科では初めの診断がとても重要になってきます。
診断が間違っていれば、いくら良い治療を行っても治療のゴールが違う方向に行ってしまいます。
診断時に患者さまの現時点での状態、原因、将来的な治療のゴール設定をお話させて頂きます。
正確な診断を下すために、全ての患者さまに精密検査を受けて頂いております。。
(子供から大人まで/小児と成人では検査内容が多少異なります。)
検査内容
○頭部X線規格写真(セファログラム)正貌、側貌
○オルソパントモX線写真
○デンタルX線写真
○顎関節X線規格写真
○顔写真(4枚)
○口腔内写真(6枚)
○石膏模型(フェースボートランスファー、咬合器マウント)
○セットアップモデルの作製(術後の予測模型)
○口腔内審査
○歯周病精密検査(歯周ポケット診査、出血テスト、動揺度、アタッチメントロスetc)
○症状によっては上記以外の検査も追加します。
セファログラム・側貌
オルソパントモX線写真
上記の検査をルーティンで行います。





〇頭部X線規格写真(セファログラム)
矯正治療の精密検査で他科に無い検査方法として、頭部X線規格写真(セファログラム)があります。
これはお顔のレントゲン写真をある一定の規格のもとで撮影するものです。
朝日レントゲン社製 cx-90(当クリニック使用)
矯正治療前の診断時、矯正治療中の状態確認、矯正治療終了後の確認など
同じ規格で撮影したレントゲン写真があれば経時的にその変化が把握できます。
X線の管球から一定の距離に被写体をセットして規格レントゲン写真を撮ります。
頭部X線規格写真(セファログラム)で判ることは、上下顎の大きさとそのズレ、顎の形、歯の傾斜角、口元のバランス etcです。

治療後の 側貌頭部X線規格写真(セファログラム)

術前のプロフィログラム

術前・術後の重ね合わせ
                           (赤線:術前  青線:術後)
治療前の診断に必要なお顔のデータはもちろん
術前・術後の重ね合わせでどのように歯が動いたか、顎骨の変化がどうだったかが比較できます。
規格X線写真だからできることです。
セファログラムのデータが我々矯正医の世界共通言語となっています。





〇オルソパントモX線写真
オルソパントモX線写真は顎の全体像を一度に見ることができる
断層X線撮影法です。
歯の状態、骨の状態、これから萌出しようとする歯も確認することができます。
これ一枚で大変多くの情報が得られます。
オルソパントモX線写真像
三次元の物体を二次元画像に再構築しています。
多くの情報が得られる反面、規格性に乏しいのが欠点です。

多断層撮影のため(管球が移動するため)部位によって倍率が異なってきます。
ですから、オルソパントモ上での形態の実寸はあまり意味を持ちません。
最近では歯科用CTも普及してきていますので、近い将来はオルソパントモもCTに取って変わるかも知れません。
大松矯正歯科クリニックもCT購入を検討中です。
しかし、歯科用CTが矯正治療に役立つほどの進化を遂げていないのが現状です。
矯正の診断分析に必要なソフト面での発展・普及が必要です。
歯並びを治すのが矯正治療ですが、全身から口腔内を観て何か異常が無いか、また、患者さまの歯をいかに長持ちさせるかが我々歯科医の最大の命題です。
歯並びを整えて美しくなるのも一つの目的ですが、それと同じくらい良い口腔内環境を整えるのも矯正医の仕事です。
矯正治療によって、歯の寿命が短くなるようでしたら矯正治療の意味がないので多角的に精密検査を行って行きます。また、術後の長期安定のためにも・・・
矯正歯科の精密検査はある意味 歯科人間ドックと同じものです。





あなたの思いを実現します。     大松矯正歯科クリニック




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