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大松矯正歯科クリニック:院長コラム

0歳からの歯科予防

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2006年01月29日

0歳からの歯科予防

お母さんのお腹の中に居る赤ちゃんは無菌状態です。
生まれた時はまだ、お口の中にも虫歯菌(むしばきん)や歯周病(しそうのうろう)菌も存在していません。
母親や家族と接するうちに大人の持っているばい菌が知らず知らずのうちにお口に移って行きます。たとえば、口移しで赤ちゃんに食べ物を与えたり、大人が使ったスプーンで食事を与えていると大人のお口の中のばい菌が移って行きます。

虫歯(むしば)や歯周病(しそうのうろう)は歯がないとその病気自体は成り立ちません。
しかし、歯が萌える前から虫歯(むしば)や歯周病(しそうのうろう)は忍び寄って来ています。

現在、虫歯(むしば)や歯周病(しそうのうろう)は肥満や高血圧などと同じく生活習慣病の一つとして認識されてきています。
それは、毎日の日常生活の中での不摂生がお口の中の病気を引き起こすからです。

小さい頃からの生活習慣(ライフスタイル)の差で、将来虫歯(むしば)や歯周病(しそうのうろう)になりやすくなったりします。
その理由はただ歯ブラシをするしないにかかわらず、食習慣などの生活習慣(ライフスタイル)に大きく左右されます。

よく患者さんから“一生懸命歯を磨いているのに虫歯(むしば)になりやすいとか、歯医者に行って来たばかりでまた虫歯ができちゃったとか、わたしは虫歯になりやすい体質なのかしら”とおっしゃる方がいらっしゃいます。
確かに一生懸命磨いているんでしょう。がんばって歯医者さんに通われているんでしょう。
でも、またすぐ虫歯になってしまう。
それはいったいなぜでしょう?

この場合、生活習慣(ライフスタイル)に原因があります。特に食生活に。。。
朝昼夕のお食事、その間の間食(おやつ)に気をつけてみてください。
一日中お口の中に食べ物や飲み物が入っていませんか?
普通は食事と食事の間隔がしっかりあいていたり、間食もきっちり時間を決めて食べればお口の中は唾液(だえき)の緩衝作用でPH(ペーハー)が中性に保たれて虫歯にはなりにくいものです。(虫歯や歯周病の成り立ちは他のコラムで詳しくお話します。)


すなわち、本来の人間の持っているお口の自浄作用を十分に使えていないからなのです。
最近はやっているキシリトール入りのシュガーレスガムなどはキシリトール自体の薬効成分よりもガムを噛むことで、唾液の分泌が旺盛になり唾液成分と若干のキシリトールの成分が歯の再石灰化(壊れかけた歯の表面をもとに戻す役目)を促すされています。
人間が本来もっている自己修復能力を最大限に生かすということです。

小さいお子さんの場合、甘い物をあたえると簡単に泣き止むとか、砂糖入りのスポーツドリンクを飲料水代わりに過度に与えているとお口の唾液(だえき)成分がうまく機能されずに虫歯などになりやすい環境になってしまいます。

現在、日本人の平均寿命は80歳を越えて世界一となっています。
乳歯が萌え始めるのが1歳くらいから、永久歯が萌え始めるのが6歳前後です。
また、第二大臼歯(12歳臼歯)が萌えて、大人の歯並びに完成するのが12~13歳です。
人生80年のうち初めの10年くらいの時期に将来のお口の環境がある程度決まってしまいます。

今、歯科界では8020(ハチマル・ニイマル)運動というものが行われています。
これは80歳までに自分の歯を20本残し、年齢がいっても自分の歯でお食事をすることで
健康に暮らしていきましょうという啓蒙運動です。
8020運動を達成するためには歯ブラシの習慣のみならず、生活習慣(ライフスタイル)の見直しも必要になってきます。
“三つ子の魂百までも”と言われる通り、小さいときからの食生活、生活習慣(ライフスタイル)歯ブラシの習慣が一生を左右することになります。
時代は治療から予防へとシフトしています。
これからは予防の観点からも今までと違う上手な歯科医院との付き合い方、利用の仕方が重要になります

0歳からの正しい生活習慣(ライフスタイル)の獲得が将来の虫歯、歯周病予防のキーポイントになる事がお分かりになりましたでしょうか。

大松矯正歯科-東京豊島区巣鴨

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