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大松矯正歯科クリニック:アンチエージング

「カテゴリー:アンチエージング」

2008年10月16日

抗加齢歯科研究会に参加して3(栄養学から見たアンチエージング)

こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?

今日もアンチエージングのお話です。
栄養学からみたアンチエージング法についてお話します。


栄養学は
1、生命の維持(適正なエネルギーと栄養素の補給)
2、健康増進(生活習慣病の予防、治療)
の観点から論じられてきましたが、
最近では
アンチエージング(健康寿命の延長)のための栄養学が発展しています。


人間は栄養素と関連物質から成り立っていて、生きていくためにはエネルギーと栄養素を補給しつずけなけらばなりません。

栄養素には
マクロ栄養素(三大栄養素)として
 ○たんぱく質
 ○脂質
 ○炭水化物
があり体の組成やエネルギー源として必要不可欠なものです。

ミクロ栄養素には
 ○ビタミン
 ○ミネラル
があります。
このビタミン、ミネラルは三大栄養素が活躍するための補助的な役割を担うものです。

昔、といっても僕ら(40歳以上の方々)の小さい頃の子供は皆、青っ洟(あおっぱな)をたらしていたり、アカギレヤ、しもやけになっていました。
これは栄養素が偏っていたために起きる現象で、特にビタミンやミネラル欠乏症で起きたものだそうです。

現代の子供には青っ洟(あおっぱな)をたらしている子を見ることはありません。
それだけ栄養状態が良くなったと言うことです。

また、最近ではよくサプリメントをたくさん摂取する人を見かけますが、三大栄養素のたんぱく質 脂質 炭水化物をバランスよく摂取した上で初めて効果が現れるものですから勘違いなさらぬように・・・

要は食事で取りずらいビタミン、ミネラルをサプリメントで補うという考え方ですから、サプリメントでビタミン、ミネラルだけを過剰に摂取してもあまり意味がありません。

つまり、ビタミン、ミネラルは三大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物を効率よく使うための触媒であってメインとなるものではないからです。

サプリメントによっては過剰摂取で逆に体に害を及ぼすものもあります。

例えば、緑黄色野菜(ニンジンなど)に含まれているβーカロチンを抽出したサプリメントを単体で過剰に服用するとガンの罹患率が高くなるという報告もあります。
ですから、ビタミン類も元の形から食べた方が体には良いみたいです。

ワイドショーで良く喧伝されている食事療法も、
極端な例で毎日みかん何個、りんごを何個、たまねぎを何個、お茶を何十杯・・・と某司会の み○も○たさんが視聴者を煽っていますが、到底毎日そんなの全部食べられません。
ですから、バランスの良い食事を心がければ何も問題はありません。

最近の流行のバナナ・ダイエットも根拠の無いダイエット法だそうです。
ただ単にバナナのカロリーが少ないというだけですから、皆さんもマスコミの喧伝には流されないようにご注意ください。

ちなみに、バナナの次はキューイだそうですよ!

栄養学の専門家によると毎年2~3個の食べ物がターゲットになりダイエット・ブームが起きるそうです。
しかし、そのほとんどがマヤカシものだそうです。

さて、人はなぜ食べるのでしょうか?
○空腹感を癒し、食欲を満足させる
○エネルギーと栄養素を補給し、健康を維持する
○精神的満足感を得る
○人間関係を改善し、一緒に食事する人同士の社会性を高める
ことが考えられます。

栄養を取るだけなら、昔の宇宙食のような練り歯磨きチューブに入ったジェリー状の軟食ですむと思います。
しかし、最近の宇宙食は地上で食べる食事と同じものが供されているそうです。
それは、食事には栄養をとるという側面だけではなく、咬んだり、味わったり、においを感じることで精神的に満足できる役割もあるからです。


昔から、不老長寿の薬や食べ物を探して人々は世界中を歩きまわりました。
しかし、今だ見つかってはいません。

現代栄養学の考え方は生きる上で必要なエネルギーと栄養素を過不足なく摂取して、過剰栄養と低栄養のリスクから遠ざかることです。
さらに、アンチエージングを推し進めるためにはアンチエージング作用を司る物質を食事から積極的に取ることを心がけ、その食事の際にバランスよく、美味しくそして楽しく食べることが重要だとされています。

それと、一人で食べるよりも気の合った人と楽しい時間を供しながらお食事をするのが一番のアンチエージング法だとも思います。


大松矯正歯科-東京豊島区巣鴨
   

「カテゴリー:アンチエージング」

2008年10月15日

抗加齢歯科研究会に参加して2(婦人科領域のアンチエージング)

こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?

昨日に引き続きアンチエージングのお話。


ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック・対馬ルリ子先生の『女性ホルモンとアンチエージング』講演を拝聴させて頂きました。
http://www.w-wellness.com/ecsv/front/bin/home.phtml
対馬先生は銀座で女性スタッフだけによる女性のための女性外来を行っています。

普段はあまり聞けない婦人科領域のお話を聞かせていただき、大変勉強になりました。


女性には男性と違って女性特有のライフスタイルがあります。
それは初経→出産→閉経という男性に無いライフスタイルです。
(出産をされない方もいらっしゃいます。)

また、時代の変化に伴い特に戦後、女性のライフスタイルが激変したと言われています。
○栄養と衛生状態が良くなり、長寿になった。(戦前は寿命が50歳半ば→現在85歳で世界一)
○高学歴
○職業を持つようになり、生涯社会で働く人が増えた
○出産数が減った
○月経回数が多い。閉経後に長い人生がある。


出産数が減ったことにより、月経の回数が増えて女性ホルモンにさらされている期間が長くなることによって、昔に比べて子宮内膜症などの女性特有の病気が増加しているそうです。

昔のご婦人たちは4人~5人子供を出産すれば、その期間月経がありませんので生涯の月経経験数は50回~70回です。
それが、最近のご婦人たちは少産のため生涯の月経経験数は400回(1年に12回×40年)以上になります。

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。

月経の初期にはエストロゲンの分泌が盛んになります。
この時期はエストロゲンの作用によって活動的になったり積極性が出て精神的にも高揚する期間でもあるそうです。
中期からはプロゲステロンの分泌が優位になります。
これは排卵後の受精を助ける役目があるそうで、体が重かったり憂鬱な気持ちになりやすい時期でもあります。
プロゲステロンは受精を手助けするために、この時期にあまり活動的にならないように女性の体をコントロールしているのでしょうね。

○女性ホルモンは毎月の月経周期によって大きく増減します。
○女性ホルモンは卵巣が寿命になると(閉経)、分泌されなくなります。
○女性ホルモンはストレスや体重変化に影響されやすいです。
○女性ホルモンの働きが不安定になると、自律神経失調症、うつ病、情緒不安定、免疫異常などが起こりやすくなります。


女性の健康はホルモンの動態との関連が非常に大きいとされています。
性ホルモンの加齢による変化は男女で異なります。
男性が中年を過ぎてゆっくりと男性ホルモンが減退するのに比べて、
女性の場合は閉経とともに急速に女性ホルモンが失われていきます。
そのため、閉経前後に更年期障害や体調不良そして精神的不安定をも引き起こします。

今までの医療は男性を対象に研究され発展してきました。
これからはセックス(生物学的性差)とジェンダー(社会的性差)を考慮した医療が必要とされています。

女性特有の病気には乳がん、子宮頚がん、子宮内膜症、卵巣がんなどがあります。

エストロゲン欠乏によって骨粗しょう症が増えたり、閉経後に心血管系疾患の増加したり、自己免疫疾患や精神神経疾患にも影響を与えます。

そこで、女性ホルモンを上手くコントロールできれば女性のQOL(生活の質)の向上がはかれます。

その方法として、低用量ピル(OC)ホルモン補充療法(HRT)そして漢方薬の使用がクローズアップされて来ています。

ということで、女性ホルモンを上手くコントロールすることが女性のアンチエージングの方法として大変有効であることが理解できました。


大松矯正歯科クリニックの患者さまの大半は女性の方たちです。
患者さま一人一人のバックグラウンドを理解した上で、矯正治療を行っていかなければいけないと再確認できた講演会でした。

女性の方々には心身ともにバックアップしていただける女性外来の必要性を感じました。


大松矯正歯科-東京豊島区巣鴨
   

「カテゴリー:アンチエージング」

2008年10月14日

抗加齢歯科研究会に参加して1(アンチエージング最前線)

こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?


昨日、抗加齢歯科研究会の講習会に参加してきました。

抗加齢歯科研究会は抗加齢医学会http://www.anti-aging.gr.jp/の分科会で歯科の分野を中心にアンチエージングを研究する研究会です。

歯科の分野が中心となりますが、アンチエージング全般を理解しないと駄目なので講習会の内容も最近のアンチエージング医療のアップデートを学びます。


最近の知見では 『カロリー制限』がアンチエージングへの最短距離のようです。

老化・エージングのメカニズムは

1、細胞の酸化(活性酸素・フリーラジカルの関与)
2、遺伝的要因(疾患関連遺伝子の関与)
3、ホルモンバランスの変化(成長ホルモン、DHEA、性ホルモンの低下)

から引き起こされます。

特にカロリー制限によって、加齢によって発現が変化する遺伝子の変化を抑制できることが判ってきました。

即ち、最近流行のメタボリックシンドロームを予防できれば老化のスピードも遅くすることができるということです。

日本が世界でも長寿国であるのはその食生活(野菜、魚中心の食事)にも由来しますし、また腹八分という哲学・文化が支えているとも言えるのではないでしょうか!

また、最近ではカロリー制限をしなくても代替品で同じ状況を作る試みも始まっています。

それは、レスベラトロールという物質です。

レスベラトロールは,ブドウの皮や赤ワインそして落下生の皮に多く含まれる成分です。
ポリフェノールの一種で,天然の抗酸化物質です。

レスベラトロールによる変化として
1、インスリン感受性の増大
2、IGF-1レベルの低下
3、MAPKの増大
4、PGC-1αの増大
5、ミトコンドリア数の増加
6、運動機能の向上
7、153のうち144の遺伝子発現の是正
ちょっと難しいですが・・・

フランス人が高脂肪・高タンパク質の食事を取っているにも関わらず、虚血性心疾患(心臓病)の割合が少ない事実が良く知られています。
これはフレンチパラドックスと呼ばれ、ワインを多飲することでこのレスベラトールを摂取しているためだと言われています。

しかし、レスベラトールの効果を出すためには赤ワインを一日一本以上飲まないといけません。

アルコールの耐性が弱い日本人が毎日ワインをこんなに飲んだら健康を勝ち取る前にアル中になってしまいますのでお気を付けください。(笑)


この秋、カロリスジャパンhttp://www.crs-j.jp/index.htmlという組織が発足しました。

カロリスとはカロリー・リストリクションの略で、食事の摂取カロリーを制限することです。

マウスやサルの動物実験では、タンパク質、脂質、炭水化物に加えて必須ビタミン、微量のミネラルなどの栄養分を確保しながら総摂取カロリーを通常の65%程度に落とすことで、寿命が長くなるというデータが得られました。

これは、カロリーを十分に摂取している状態よりもカロリス状態の時に、遺伝子を守り細胞の寿命を延ばそうとする作用=サーチュイン(Sirtuin)と呼ばれる酵素が活性化するためだろうと考えられています。

また、このカロリーを制限した食生活を続けると、「低体温」「インスリン濃度が低くなる」「血液中のDHEA濃度が高くなる」傾向になると言われています。


DHEAとは、
以前ブームを起こした『納豆ダイエット』の関西テレビ『あるある大事典』データ捏造問題。
ことの発端は“DHEAというホルモンにやせる効果があり、納豆を食べるとDHEAが増えるので、健康的にダイエットできる”という内容でした。

最近の研究ではDHEAをサプリメントとして摂取してもあまり効果が無く、
○カロリー制限でDHEA-sの減少が抑制される
○ストレスとDHEAが逆相関を示す
○DHEA-sと唾液分泌量に相関が認められる
が判ってきました。


アンチエージング医学の基本は
『必要なものは摂取する』
『不必要なものは避ける、排出する』です。

アンチエージングというとサプリメントが脚光を浴びてきましたが、
人間はサプリメントだけでは生きて行けません。

適切な食事があって初めてサプリメントの効果が発揮されます。
サプリメントはあくまでも補助的な役目なのでその点をお間違いなさらぬように・・・


アンチエージングを実践するということは
適切な量とバランスのとれた食事
適度な運動
ストレスの少ない社会生活など


結局は生活のバランスをいかに整えて行くかではないでしょうか!


大松矯正歯科-東京豊島区巣鴨
   

「カテゴリー:アンチエージング」

2008年10月10日

ご機嫌に生きる(アンチエージング法)

こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?

今度の月曜日に抗加齢歯科医学研究会主催のアンチエージング講習会に参加してきます。
http://www.anti-aging-dental.com/

歯科の分野でどのようなアンチエージングへの取り組みができるかを勉強してきます。

僕自身では歯並びを治す矯正治療が最も有意義なアンチエージング法だと思っています。

歯並びを整えることで、虫歯予防、歯周病予防が可能となります。
その結果歯が長持ちして一生涯自分の歯でお食事ができるということが長生きの秘訣で、老け込まない一番の方法だと思います。

また、整った歯並びは素敵なスマイルを作り出し、周囲の人にも好感触を与えます。
悪い歯並びからくるコンプレックスからも開放され、ストレス無く生きられると思います。


先日新聞で究極のアンチエージング法として『ご機嫌に生きる』という方法を提唱している方がいらっしゃいました。

その方は抗加齢医学会・副理事長、慶応大学医学部眼科学教授の坪田一男先生です。http://www.tsubota.ne.jp/

坪田先生の究極のアンチエージング法は何かと聞かれ、

ご機嫌に毎日を生きること・・・
いろいろな悩み事は深く考えすぎずにワインでも飲んで陽気に行きましょう!
とおっしゃていました。

要はクヨクヨしないで、ストレス無く生きれば長生きできますよということです。


病は気からとも言います。

僕も毎日をご機嫌に過ごしたいと思う今日この頃です。


そのためには毎日を一生懸命生きることですね!!!

ご機嫌になるために毎日欠かさず晩酌はしていますが・・・
(最近ちょっと飲みすぎの傾向あり   )


大松矯正歯科-東京豊島区巣鴨
 
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