こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?
先日、講習会に行き興味深いお話を聞いて来ました。
その内容とはヘルスプロモーションとそのバックグラウンドにあるエンパワーメント理論です。
ヘルスプロモーションとは1986年、カナダのオタワで開催されたWHO(世界保健機関)の国際会議で発表された、新たな公衆衛生戦略で、プライマリヘルスケアとともにHealth forAllを実現するための2つの柱です。
オタワ憲章では「ヘルスプロモーションとは、人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセスである」と定義し、健康を生きることの目的ではなく生活の資源と位置づけています。
ちょっと難しい内容ですが、簡単に言うと『人は健康に暮らす、健康になるための権利を皆が有しており、そのための力が自分自身に宿っている』と言うことです。
人々が健康に生きる、健康を取り戻すための手助けをするのが我々医療従事者の位置付けです。
クリニックに来院される患者さまの病気を治すという考え方ではなく、患者さま自信が本来持っている病気を治すご自身の力(生命力、回復力)を最大限に引き出すことがヘルスプロモーションでの医療従事者の役割です。
歯科では『予防』が大きなウェイトを占めます。
歯科の2大疾患である虫歯と歯周病は一度罹患すると元には戻りません。
虫歯の場合、初期の虫歯なら再石灰化で自己修復することがありますが、それ以降のステージでは人工的な材料で欠損部位を修復しなければなりません。
歯周病も同じく一度失った歯槽骨は自然には回復しませんし、進行を止めるのがコントロールされている状態とされています。
ですから、『予防』を徹底すれば患者さまが持っている自己修復能力の範囲で治療に移行しなくて済みます。
このヘルスプロモーションを実行する上で重要になってくるのがエンパワーメント理論です。
エンパワーメント理論とは 全ての人間には、生まれもったパワーがあって・その人には個性があって、その人らしさがあって・それぞれの生きていくうえでの欲求や願望があります。
その人が持っている『内なるパワー』を引き出してあげることで、その人が色んな面で上昇していくと言う考え方です。
人は健康になりたい、幸せになりたい、健康を維持したいという『内なるパワー』が内在しています。
ただ、それに気付いていない人も大勢いらっしゃいます。
これからの医療は医療従事者が患者さまに医療を施すと言う立場から患者さまが本来持っている健康になりたいという『内なるパワー』を引き出すのが大きな役割だと思います。
僕が行っている矯正治療も健康を守るため、歯を長持ちさせるため、おいしくお食事ができるため等のQOL(生活の質)を高めてそれを維持するための最高の予防法だと自負しています。
自然派矯正を標榜している大松矯正歯科クリニックが提供しているデーモンシステムも患者さまの『内なるパワー』を引き出す最良の治療法だと思います。
自然派矯正がエンパワーメント理論に則った治療方法だと確認できた一日でした。
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